通常の空き物件となった後の美装や改装後クリーニング工事はよくあるのですが、今回のは少しばかり特殊です。
ややこしい作業内容や施工方法で悩まされる案件も極力何とかこなそうとするオフィスワークスですが、今回の作業は正直あまり好んでやりたくはない作業なんです。
・・・それはなぜか・・今回の作業、とにかくネバネバになるんです。
いわゆるオフィス等でよく使われているタイルカーペットとゆうのがあるんですが、
こうゆうのんですね。
これって下地床に半永久的に効果しない専用の糊を塗り、ずれないようにしてその上に敷き詰めていくんです。
ただ、いざ空きテナントに戻り、もとのPタイルの床に戻すとなると大変なんです。
わかりますかね?
糊が一面に塗られています。
上を歩くと、鳥もちとゆうかゴキブリホイホイ状態です。
そのゴキブリホイホイの糊をはがし、さらにその下の樹脂ワックスをはがしたうえで洗浄・・そこから改めて樹脂ワックスを施工するとゆうのが今回の作業です。
ねちゃねちゃの室内で、まずは地味ーーな作業です。
溶剤でホイホイ糊を柔らかくして手作業でこそぎ取っていきます。
面倒ですけど、これを丁寧にやっていかないと後の手間も仕上がりもどっちも大変になるんです。
120㎡を6人での下処理だけで半日以上かけて終え、ようやく剥離洗浄です。
少しでも残るワックス施工後に出てきてしまい、その糊に汚れがついて黒ずんでしまうので、幾度となく洗浄作業は繰り返されます。
2日目。
完全に洗浄を完了までには2日かかりました。
そしてようやく歩いた時のぴたっぴたっとゆう感じの足の裏に粘つく感触は消えました。
今回は完全に洗浄しきっており床材の素材面まで出ています。
この場合は樹脂ワックスの吸い込みムラが出ますので、2回塗布することになります。
そして、乾燥と1回目のワックスの塗布の間に・・
ブラインドの水洗いクリーニングも。。
ブラインドは水洗いがやっぱり一番きれいに仕上がります。
3日目。
2回目のワックスの塗布もブラインドの装着も終えて完成です。
無理をすれば、2日目に2回目のワックス施工をして終わらせられないこともないのですが、
今回のような洗浄の場合、乾燥不足で一層目のワックスが圧着不良を起こす可能性も高いので、
念のためにもう1日かけさせていただきました。
スッキリときれいに仕上がりました!
。。。。。ここだけの話、やはりこの作業は。。・・・・・・・(´Д`)
ちなみにかなりの道具はホイホイ糊のネバネバのため。。。。。。。再生不可能で廃棄になりました。
てのは、もちろん冗談です!
喜んで施工しますので、タイルカーペットの後処理でお困りの際は、ぜひご相談ください。
神戸市北区 オフィスビル内テナント物件美装工事
« 大津市朝日が丘 新築マンション塗装&美装工事 | 宝塚市 清荒神 鉄斎美術館 定期美装工事 » |